ビタミンB6は、たんぱく質からエネルギーを生産するのを助けます。
皮膚や粘膜の健康維持のほか、ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、GABAなど多くの神経伝達物質にも関わっています。
アレルギーやPMS、つわりを緩和する効果もあります。
ビタミンB6の健康効果
・たんぱく質の代謝
・免疫系を維持する
・成長を促進する
・神経機能を正常に保つ
・アレルギー症状の緩和
・脂肪肝を予防する
・動脈硬化を予防する
・月経前緊張症(PMS)の緩和する
・つわりの症状の緩和
ビタミンB6が不足するとどうなる?
下記のような症状が出やすくなります。
・脂漏性皮膚炎、舌炎、口角症
・睡眠障害、脳波の異常、痙攣
・疲労、倦怠感、貧血
・意欲の低下、抑うつ気分、イライラ
・月経不順、PMS
ビタミンB6が必要なのはどんな人?
ビタミンB6は腸内でも合成されるため不足しにくい成分ですが、たんぱく質をたくさん食べる人、ニキビができやすい人、口内炎になりやすい人、アレルギー症状のある人、PMSの症状が強い人は特に必要になります。
摂取目安
男性1.4mg
女性1.2mg
ビタミンB6を多く含む食べ物
びんちょうマグロ、牛レバー、カツオ、丸干しイワシ、サバ、卵黄、にんにく、焼きのり、干しシイタケ、バナナ、アボカド、サツマイモ、植物性よりも動物性のビタミンB6の方が、体内で効率よく利用されます。
B1、B2、B6の三つは、同時に同量とる
ビタミンB群は互いに助け合い、効率的に働きます。特にB1、B2、B6の三つは、同時に同量とることが必要です。 過剰に摂取した場合に、神経の異常(運動、知覚の障害)が起きる場合があります。