塩素は、ほとんどが食塩(塩化ナトリウム)として摂取されるミネラルです。
過剰に摂取しても、汗や尿として体外に排出されます。体内では胃液に多く含まれ、消化を促進する作用があります。
塩素が不足すると胃液の酸度が低下するので、消化不良や食欲低下になる恐れがあります。
細胞の外側の体液中にナトリウとともにあり、細胞の浸透圧を調整する働きを担っています。
塩素の健康効果
- ・消化促進作用
- ・浸透圧調節作用
- ・血液や体液の酸性・アルカリ性のバランスを保つ
塩素が不足するとどうなる?
- ・食欲不振
- ・消化不良
塩素が必要なのはどんな人?
健康な人は塩素不足になることは、まれです。
摂取目安
所要量は特に決められていません。
摂り過ぎたら? 飲み合わせは?
塩素を摂り過ぎても、健康な人の場合は余分な塩素は排出されるので問題はありません。
塩素は、ほとんどが食塩として摂取されますが、食塩の摂り過ぎで起こる高血圧症はナトリウムが原因です。
塩素濃度の高い水道水を慢性的に過剰摂取すると、腸内細菌のバランスが悪くなると言われています。
塩素を多く含む食べ物
食塩、梅干、しょうゆ、みそ